ハローワークプラザで障害者が、障害者求人への応募や一般求人へ障害をオープンにして応募することを断られる件で、障害者差別に関する相談窓口「つなぐ窓口」に相談連絡を入れました。
回答があり次第、追記します。
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つなぐ窓口 御中
ハローワークプラザ岡山が岡山駅前の利便性のよいところにあり、土曜日や平日夕方以降開庁している時もあり、非常に便利です。
しかし、障害者求人や一般求人へ障害をオープンにして応募しようとすると、断られます。
健常者ができて障害者ができないというのは障害者差別解消法上の差別に当たると考えています。
差別の解消をお願いしたいです。
この件で、ハローワークや聞く耳などに確認しましたが、「障害の専門がいないから応募できない」という一見したら正当な理由になりそうなことを言われました。
ハローワークプラザではないハローワークで、障害者が実際に応募する際には、担当者が求人企業に応募希望者の年齢性別や経験や資格など健常者の応募の際に伝えることのほか障害名を伝えるだけのことで、それ以上のことは特段伝えていません。
医師の意見書などスキャンしたものは、ハローワークプラザでも確認することができるとのことで、応募の時点で「障害の専門がいないから」というのは正当理由にならないと考えています。
また、「就職後の応募者や企業へのフォローがある」とも言われましたが、就職後のフォローは、応募者が登録しているハローワークの専門がすれば済む話で、応募の時点では関係なく、これも正当な理由になりません。
さらに、「企業への雇用の助成金の問題がある」と言われましたが、雇用の助成金で「高齢者はOKだが障害者はNG」というのですから、やはり正当な理由になりません。ハローワークプラザに高齢の専門がいる訳ではないからです。
ハローワークプラザ岡山が入っているビルには、就労移行支援事業所があるほか、ジョブカフェなどがあります。
就労移行支援事業所を利用している障害者がそのまま同じビルにあるハローワークプラザ岡山で応募できれば、どれだけ便利でしょうか。
しかし、現実は離れたハローワークまでいかないと応募できません。
なんとかしてください。
よろしくお願いします。
令和6年11月13日
行政書士くろねこ事務所
行政書士 藤井操一郎